おなかにいっぱい、あやかしの種｜ネタバレ10巻!明がサトリの嫁に相応しいかテストを…

今回は佐藤沙緒理先生の「おなかにいっぱい、あやかしの種」10巻のネタバレや、漫画を無料で読む方法についてまとめています。

 

あやかしが見えるサトリの目を持つ少女、樹音明（きづ　あかる）。

明は、麒麟の神獣、江月リン（こうづき　りん）に頼まれ、サトリの目を見えなくさせるという条件の元、あやかしの精○集めに日々励んでいた。

明の学校で、文化祭が開催。明のクラスはお化け屋敷をする事に…

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ココがポイント

 

おなかにいっぱい、あやかしの種｜10巻ネタバレ込みのあらすじ

男子トイレの個室で、以津真天のあやかしである男子生徒とセ○クスをしている明のシーンから、10巻は始まります。

洋式便器の上に男子生徒が座り、その上に明がまたがると、ぢゅぷぷぷと男子生徒のモノを自分のナカに挿入していく。

ビクッビクッと震えながら「んっ、ふっぐうっ」と声を漏らしていきます。

そしてぢゅぷんっ、と明のナカに男子生徒のモノが入った瞬間、男子生徒は「あーッ」と声を上げ、どちゅっと明のナカに精○を注ぎ込む。

「うーっ、うーっ」

と、早く早くと言いたげな声を上げる男子生徒。

急かすような男子生徒に、明は「まって、そんな、おっきい、からっ、強くしなっいでぇ……！」と、止めるよう言うのだった。

 

そんな2人の動きを、個室の外で耳に入れながら、精○回収を待つリンと、男子生徒の使い魔のような鳥。

鳥は「えーと、友だちのこうゆう声って照れるね？」と、話を切り出す。

そして「急に精○くれってびっくりしたよ」と続けて言う。

明達が精○を集めているという事は知っていたようだが、まさか自分達にも来るとは思わなかったらしい。

そして、男子生徒が「精○くれ」に対し「オレ、ヤリタイ」とあっさりＯＫし、今に至る……。

 

リンと鳥が話をしながら待っていると、突然ドンッと大きな音が個室から響き渡る。

リンが「おい！　大丈夫か？」と、心配そうに明に呼びかけます。

明は「はっ、だっ、い、じょうっぶ……！」と、吐息混じりに答える。

個室の中では、先程まで座っていた男子生徒が立ち上がり、明を抱え込みながら、ずちゅっ、ずっ、ずぐんっと明のナカに腰を打ち付けていたのです。

ドンッという音は、打ち付けていった際、明の背中が個室のドアに当たった音のようです。

 

男子生徒は「あ～っ♡　はっ♡　あっあはあッ♡」と、盛りの付いた獣のように声を上げ続け、にゅるっと舌を伸ばし明の頬を舐めていく。

明は「ふあっ、んっ♡」と声を漏らし、男子生徒の責めを受け続ける。

男子生徒は、本能のまま、腰を打ち付けた後、ビクッ、ビクンッと身体を震わすと、明のナカにびゅくっ、びゅくっと精○を注ぎ込むのだった。

 

「お、わった……」

ナカに精○を注がれた感覚を噛みしめながら、はーはーと息を吐き、余韻に浸る明。

その時、すりっと男子生徒は明の首元に近付くと、がぶっと勢いよく噛みつく。

「いったあっ！？」

明が叫ぶと同時に、バンッと勢いよく個室のドアを開き「あかる！　どうした！？」と、中に入っていくリン。

明は助けを求めるかのように、リンに視線を向けるのだった。

 

「痛いのはダメだって言っただろ！」

そう言いながら男子生徒を叱る鳥。

明の首元には、男子生徒の歯形がくっきりと付いていた。

歯形を見ながら「けっこう深い。保健室だな」と言うリン。

しかし明は「大丈夫だよ。授業始まっちゃう」と返すと、男子生徒の精○が入ったコンドームを差し出します。

明から差し出されたコンドームを受け取りながら、リンは「消毒するから、放課後自分の家に来い」と告げるのだった。

 

次の授業は家庭科なのか、調理実習室にいるリン達。

リンは包丁を持ち、人参を切ろうと何度か試みるも、まな板ごとボロボロにしてしまう。

その結果、リンはやんわりと調理する場から追い出され、味見係と書かれたプレートが置いてある机の方へと向かうのだった。

 

そこには鬼一も座っており、リンは「役立たずの席はここか」と鬼一に向けて言います。

鬼一は「一緒にすんな。オレはサボってるだけだ」と、サボっている事に対して悪びれも無さそうに答える。

鬼一と一緒の班である犬上は「皿くらい洗え！」と、鬼一を叱り飛ばす。

 

鬼一と同じ席に座りながら、明を見るリン。

明は、しゅるしゅるとじゃがいもの皮を包丁で剥き、続けてトトトトトと、慣れた手つきで人参を刻んでいく。

そのまま、ジャッと、フライパンで刻んだ野菜達を炒めると、ちゃっちゃと皿に分ける。

明を見ながら「すごいなぁ」と関心するリン。

リンの言葉に、犬上は「あかるは家でやってんだよ」と、答える。

 

犬上曰く「両親共に都内で仕事してて、帰りが遅いため、明は自分で料理をしている」との事。

また、犬上と同じ班員であるクラスメイトの女子生徒、中田みのりも「東京で”何か”があって、無理にこっちに引っ越してきたんだって」と、犬上の説明を補足するかのように続けて言う。

「よく知っているな」とリンが言うと、中田は「田舎だから」と返し、犬上は「毎朝迎えに行ってるから」と答えます。

 

「東京で”何か”ねぇ……」

リンは、含みのある言い方をしながら鬼一の方を見て言う。

それに対し、鬼一は「責任とってあいつは嫁に貰うからいいんだよ」と返します。

鬼一の言葉に「はぁ！？」と声を上げる犬上。

対する中田は「えー♡　鬼一君って樹津さんにそういうかんじなの！？」と、楽しそうに言う。

「勝手な事を言うな」と、鬼一の言葉に対し言い返す犬上。

ギャーギャー騒ぐ犬上と鬼一の声を耳に入れながら、リンは明を見つめ「お前らのところじゃ苦労しそうだよなぁ……」とこぼすのだった。

 

放課後、リンは自分の家に明を連れて行き、昼間、以津真天のあやかしである男子生徒に噛まれた箇所にクリームのようなものを塗り込む。

「嫁入り前の体に傷跡を残す訳にはいかないからな」

リンは、クリームのようなものが入った容器の蓋をきゅっと閉めながら明に言う。

明は「行くかなあ……」と、自分が嫁に行く事が全く想像できないのか、不安そうにこぼす。

「お前を嫁に貰いたい奴は、あやかしでなくても多いだろ」と、自分がそう思っていないだけで沢山いるぞと言いたげに明に告げるリン。

しかし、明はあまり考えられないのか「人間はもっと無理だと思うなぁ」と返す。

明の言葉を聞いたリンは、何か言いたげに「……」と黙るのだった。

 

日も、すっかり短くなり、外は夕焼け空。

リンは「送っていこう」と告げ、明と共に歩き出す。

「力のあるあやかしの元に嫁に行けば、襲われることもなくなるかもしれない」

突然そんな事を言うリン。明は、話の意図が分からず「え……」と声を漏らす。

その時、バサッと羽音を立てながら、大量の鳥が明とリンに近付いてくる。

 

「あかる、気を付けっ」

リンは、明に注意するよう言うが、それよりも先に鳥達が明を襲うように近付く。

その瞬間、リンは目を見開き麒麟の姿になると、近付いてきた鳥達を一掃する。

明を抱き寄せ「大丈夫か？」と安否を問うリン。

明は「う、うん」と自分は大丈夫と答えます。

 

その時「～っ、痛いですぅ」「何たる無礼な！」と、2人分の声がリンと明の耳に入る。

その声の主達は、バサッと翼を羽ばたかせると「自分達はサトリ様の使い」と告げます。

「サトリ様」という単語に、思わず反応する明。

声の主達は明とリンの前に立つと「我ら天狗兄弟。神獣麒麟より、サトリ様のお嫁様候補がここにいるという連絡を受け、出向いてやった」と言うのだった。

 

天狗兄弟を家に招くリン。

天狗兄弟は改めて、自分達は「お山」より遣わされた烏天狗のあやかしだと自己紹介をする。

にっこりと笑い、丁寧な言葉遣いをするあやかし、左乃（さの）。

目つきが悪く、ぶっきらぼうな言い方をするあやかし、右介（うすけ）。

左乃の言う「お山」に対し「それって何？」と、問いかける明。

リンは「人の中で暮らせないあやかしが、集まって暮らす山がある」と答えます。

 

左乃曰く「自分達のお山には、人の目に触れないようにサトリの術がかかっている」との事。その為、神獣の使いが来た時は驚いたそうです。

「どうやって突き止めたんだか」と、こぼす左乃に対し「企業秘密だ」と返すリン。

明は、自分のサトリの目について、知らぬ所で調べてくれた事に対し、じーんと感動します。

 

左乃は、明に近付くと、まじまじと彼女の瞳を見つめ「確かに先代のものだ」と、言う。

「サトリというあやかしの種族は、あやかしの中でも特異なものであり、その能力故に伴侶を作るのもままならない」

「先代は、サトリの血を絶やさないよう、息子のために自分の力を生まれて間もない人間の子に宿した。同じ力を持つサトリの嫁にする為に」

そう明に説明する左乃。同じ力の嫁、すなわちそれは明を嫁にするとの事。

しかし、明は自分の目を、あやかしが見えない普通の目に戻したい為、サトリの嫁になるのは困ると返します。

 

左乃は「そう言われましても、既に先代は亡くなっている」と答える。

そんな……と、折角自分のサトリの目を無く機会だった筈なのに……と、がっかりする明。

その時助け船を出すかのように、リンが「今代のサトリなら、明のサトリの目を元に戻す方法を知ってるかもしれない」と、左乃と右介に言う。

 

「明は今代のサトリの嫁候補なのだから、会いに来てもいい筈」

そう続けて、左乃と右介に言うリン。

しかし右介は、リンを睨みながら「サトリ様は大陸の獣などにお会いにならない」と、明を今代のサトリに会わせる事を許さないと言う。

互いににらみ合い、一触即発状態のリンと右介。

その時、左乃が右介の背中にめしっと乗っかり、彼の無礼を謝ると「それを見極める為、我々が来た」と答えるのだった。

 

サアアア……と雨が降る空模様。

左乃と右介は、学校まで付いてくると、明を観察する。

「自分達は、人間に見えなくする術をかけているから、いつも通りに過ごせば良い」

そう明とリンに言う右介。しかし、あやかしには、左乃と右介の姿が見えてしまっているのか、鬼一と犬上に「なんだこの羽虫は？」「また変なのに絡まれているのか？」と声をかけられる。

 

「サトリ様なら、あやかしにも効く術が使えるのですが……」

そう左乃が言うと「サトリ？」と、犬上が不思議そうに問い掛ける。

リンは、犬上と鬼一に「左乃と右介は、明がサトリの嫁にふさわしいか素行チェックに来た」と説明する。

思わず「はぁ！？」と声を上げる犬上と鬼一。

そんな2人を無視して、左乃は「お2人はあかる様のご友人ですか？」と問い掛ける。

明は「え。た、多分……？」と、あやふやに答える。

明から「友人」判定をされ、犬上はぽわわと嬉しそうにするのだった。

 

サトリの嫁にふさわしいか、テストしに来たと言う割には、特に何かする事もせず、左乃と右介は、明をじっと見るだけ。

リン、犬上、鬼一は、左乃と右介の様子を、少し離れた所から伺います。

「なんで放置してんだ」と、リンなら追い返せるだろうと犬上は問い掛ける。

リンは「やっと見つけた「目」の手がかりだし、不要なもめ事は起こしたくない」と答えます。

リンの答えを聞き、犬上は、明はあやかしを見えなくしたいとずっと思っていた事を思い出します。

 

リン達が話している時、明がクラスメイトである2人の女子生徒に声をかけられます。

「話しかけられるなんて珍しい」と、思うリン達。

女子生徒は「放課後、ひま？」と明に問いかける。

「皆でカラオケに行こうという話になり、リンを誘いたいのだが、彼女と少し距離を感じる」

「リンと仲良くなりたい人がいて、明が来てくれたら彼女を誘いやすい」

「リンを連れてきてくれたら、明は帰っていい」

明の返事を聞かず、次々と話し出す女子生徒達。

「ね？」と、女子生徒達が言った瞬間、明は、よく分からない何か怖い物が、彼女達の背中にいる事に気付く。

明は「リンッ」と、リンを呼びかけると、ガタッと勢いよく席を立つ。

そして、自分はトイレに行く事、女子生徒達がリンに話がある事を告げると、明は逃げるように教室を出て行きます。

 

トイレに入り、洗面台の鏡をじっと見つめる明。

その時、背後から左乃が現れ「嫌なものでも見ましたか？」と、明に問い掛けます。

明は「自分はあやかしを見えなくなりたい。その為に「サトリ」を探してもらっていた」と、左乃の問い掛けには答えず、自分の想いを吐露する。

左乃は「このテストに合格すればサトリに会える。お嫁の事も、サトリの目の事も、本人に直接言えばいい」と言うと、更に言葉を続ける。

「お会いすればわかりますわ。自分がどれだけあの方にふさわしいか」

 

背後から、髪が長い人間ではない何かに抱きしめられるかのような感覚を覚える明。

恐怖に急いで振り向くも、そこにいるのは左乃だけ。

左乃はにっこりと笑いながら「最後に今夜、麒麟様のお屋敷で身体検査させていただきます」と、告げるのだった。

 

そして、夜になりリンの家で身体検査をする明。

白い寝巻きを身にまとい、手足をぎちっと縛られている状態です。

「そんなに硬くならなくても大丈夫ですよぉー」と、左乃は言いますが、縛られている状態で硬くならない訳がなく、明は「無茶言わないでほしい」と、心の中で呟く。

リンは麒麟の姿になり、部屋の外で見張っています。

 

左乃は、クスコのようなものを手に取ると、そこにとろっと液体のようなものをかけ、ぐっと明のアソコに挿入していく。

ちゅぷぷぷっと音を立て、挿入されていくクスコの感覚に、明は「はっあ、あっ、あっ」と声を漏らし、ビクッビクッと声を上げる。

左乃は、クスコから明のナカを覗き込むと「色もきれいだし、傷もない」と言う。

そして、何か棒のようなものを取り出し、くぷんっ、くちゅくちゃと音を立てながら明のアソコを弄っていく。

「ひ、ッ」と声を上げる明に対し「感度もよくて、膣が妖力になれてる。これならすぐにでもサトリ様の子種を仕込めるわ」と告げる。

サトリの子種を仕込まれる。それはつまり、サトリの子を孕ませられる事……。

このままでは自分はサトリの嫁になってしまう。それは嫌だ。

そう思った明は、目に涙を浮かべながら「ーッ、や、だぁっ！」と拒否の声を上げる。

 

その時、バチンッという音が上がり、明のアソコに入っていたクスコが外へと弾き飛ばされます。

「なんだ？」と慌てる右介。左乃は「何か……腹に術が」と言うと、明の子宮がボゥ……と透けて浮かび上がり、明の子宮にかけられた麒麟……リンの術の存在に気付く。

左乃は慌てる事もなく、淡々とした口調で「方法はある」と言います。

同時に、右介が「さわぐなよ」と明に言いながら、彼女の口を布のようなもので巻き付け、外にいるリンに聞こえないよう塞ぐ。

 

左乃は「神獣の術といえど、限界はあるはず。サトリ様の妖力を注ぎ、ゆっくりはがせばいい」と告げ、トンッと明の肩を押し、彼女をどさっと布団の上に押し倒す。

「ねぇ、サトリ様」

そう左乃が言った瞬間、「サトリ様」と呼ばれる謎のあやかしが現れ、明を上から覗き込むのだった……。

次巻のネタバレ

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ココがポイント

おなかにいっぱい、あやかしの種｜10巻感想

「自分をお嫁にもらう人なんていないよ」

そう思っている明。

そんな明に対し「力のあるあやかしの元に嫁に行けば、襲われることもなくなるかもしれない」と、告げるリン。

一緒にいるにつれて、リンは明を自分の元に置いておきたいという欲が湧いたのかもしれません。

そして、ついに現れた「サトリ様」このまま明は、サトリ様に子種を仕込まれ、彼の子を孕ませられてしまうのか。

次巻も楽しみです。