今回は佐藤沙緒理先生の「おなかにいっぱい、あやかしの種」8巻のネタバレや、漫画を無料で読む方法についてまとめています。
あやかしが見えるサトリの目を持つ少女、樹音明(きづ あかる)。
明は、麒麟の神獣、江月リン(こうづき りん)に頼まれ、サトリの目を見えなくさせるという条件の元、あやかしの精○集めに勤しんでいた。
ある日の放課後、明は学校の不良的存在である土蜘蛛のあやかし達に攫われてしまう。
その時、新しく赴任してきた先生、斎賀つかさ(さいが つかさ)がやってきて……。
ココがポイント
注意ポイント
当サイトのネタバレは文字のみです。絵でご覧になりたい方は【『おなかにいっぱい、あやかしの種』をお特に読める方法】をご覧ください。
おなかにいっぱい、あやかしの種|8巻ネタバレ込みのあらすじ
日もすっかり落ちた中、リンと、犬神のあやかしである、クラスメイトの犬上明楽(いぬがみ あきら)が、校舎の入口で誰かを待っている所から、8巻が始まります。
その時、先に下校し、つかさの事を調べていた筈である朱天童子のあやかし大江鬼一(きいち)が、リンと犬上の前に現れる。
「樹津はどうした?」
いつもリン達と一緒にいるであろう明がいない事を、不思議に思ったのか、2人にそう尋ねる鬼一。
リンは「教室で待っていろと言ったんだが……」と、鬼一に答えます。
その時、早足気味に校舎に入っていく、つかさの弟である斎賀都希(さいが とき)の姿がリン達の視界に映る。
都希の姿を見たリンは、妙だと思ったのか、じっと彼を見つめるのだった……。
ここで、土蜘蛛のあやかし達に誘拐され、屋上に続く階段にある踊り場に連れて行かれた明と、明を助けに踊り場に来たつかさに、場面は切り替わります。
土蜘蛛のあやかしである礼太(らいた)に犯され、はーっ、はぁーっと、息も絶え絶え状態で横たわるつかさ。
挿入の為、つかさのストッキングは破られ、つかさのアソコから、ごぷっとナカに注がれた礼太の精○がこぼれています。
そんなつかさの声を聞き、これ以上つかさに酷い目に遭って欲しくないと思ったのか、明は服をめくり、ぷるんっと豊かな胸を露わにしながら「続きは私がするから、先生は許してあげてくれないか?」と、つかさを解放するよう、頼むのだった。
「1人で2人分してくれるの?」
そう嬉しそうに言う、土蜘蛛のあやかしである金髪の男子生徒。
しかし礼太は「まだつかさにムカついている」と、明の頼みに不服そうです。
明は「頑張りますから」と言うと、目隠し状態のまま、ぐいっと金髪の男子生徒の触肢を掴むと、口元まで引き寄せる。
そのまま、ぺちょ、ぺろっ、と舐め始めるのだった。
にるにる、にちゅっ、にちゅっと、唾液も絡ませながら触肢を舐め続ける明。
明の舌技に、金髪の男子生徒はびくっと身体を震わせながら「そこ、凄く敏感なところだからっ」と、気持ちよさそうにする。
更に明は、はむっと触肢をしゃぶると、ぢゅるっ、ぢゅるるるっと吸い上げるように刺激していきます。
金髪の男子生徒は、びくっ、びくんっと身体を大きく震わせ「あっあっあぁ~……」と声を上げると、下着の中で射○するのだった……。
金髪の男子生徒を、彼の触肢をしゃぶっただけでイかせた事に、関心する礼太。
「こっちの穴は、どんな感じかな?」と、言いながら明の背後に近付いていきます。
礼太は、ぐいっと明の制服のスカートをずり下ろし、続けてずるっと明のパンツも脱がせていきます。
そして、一気にどぢゅんっとバックで挿入していったのです……。
急に挿入され「やっ……ッ、あッ!? けはっ」と、声を上げる明。
金髪の男子生徒の触肢をしゃぶっている時に、制服の上を脱いだのか、ぶるんっと、突かれる度に露出された明の胸が揺れていく。
「ずるーっ、お前ばっか入れてんじゃん」
金髪の男子生徒は、明の目隠しを取りながら、自分だけずるいと、礼太に対し文句を言うのだった。
礼太は、体勢を変えその場に座ると、明の両足を持ち背面座位の体位に変える。
そして、金髪の男子生徒が明のアソコが見えるようにします。
金髪の男子生徒は「オレも挿入したい」と言わんばかりに、明のアソコに指を入れ、ぐりっ、ぐりっとかき回していく。
「やっ、やだあっ、ゆびっ、抜いてっ」と、圧迫感に苦しそうにする明。
そんな明の言葉を無視し「あかるちゃんはビッチだから、もう1つ入れても大丈夫だよね?」と、礼太が挿入しているナカに、自分も挿入すると言い出します。
あやかし達と何度もセ○クスを経験してきた明だが、2人同時に挿入するのは未経験。
「やだっ、さけるぅっ」と、明は泣きながら拒みます。
しかし、金髪の男子生徒は言い出したら聞かないタイプのようで、礼太は金髪の男子生徒を止めるどころか「頑張って」と、他人事のようにヘラヘラと笑う。
その時、礼太の背後に、つかさが這い寄り、ガッと礼太の肩を掴むと、べしんッと勢いよく明を引き離したのです……。
間一髪、2本刺しから逃れる事が出来た明。
つかさは「樹津さんに手を出すなら我慢する理由はない」と、キッと礼太を睨み付けながら言い捨てる。
突然力業で妨害された事に、ぶちんっとキレた礼太。
ぐいっとつかさを引き寄せると、無理矢理キスをします。
そして、つかさの舌に自身の毒針を刺す。
その瞬間、つかさはぞわぁぁぁっと身体を震わせ、ガクッガクッと足を震わせ、力が抜けていったのだった。
「なに、よ、これはっ……!」
ぶるぶると震えながら、礼太を睨み付けるつかさ。
礼太は「これは俺の毒。命に関わるものではない」と、つかさに答えます。
そして、そのままぐぢゅっと、つかさのアソコに指を乱暴に突っ込み、つかさのナカをほぐしていく礼太。
適当にほぐし終えると、礼太は、自分のモノをぐりゅっとつかさのナカに挿入していくのだった。
礼太の毒は「ちょっと身体が痺れて、狂ってしまうぐらい敏感になる」という効果。
最初に礼太とした時は「ふっ、う゛っんっ、ふっ」と、声を抑えられていたつかさだったが、毒が回ってからは「おっふ、う゛っ、おっあッ」と、濁音混じりの喘ぎ声が、ダダ漏れとなっていることから、その効果はてきめんです。
自分が優位に立てた事で、楽しくなってきた礼太。
ごぢゅんっ、ごりゅっと、つかさのナカを突きながら「ぶっさいくな喘ぎ声だな、おい!」と、つかさを煽るのだった……。
礼太のテンションの高さに、思わず引き気味になる金髪の男子生徒。
「オレはあんな乱暴な事しないからねー」と、明に向けて言います。
明は、金髪の男子生徒にまたがり「ふぅーっ、ふぅーっ」と息を吐きながら、ゆっくりとぐぷぷぷっと音を立てながら、金髪の男子生徒のモノを自分のナカに飲み込もうとしていた。
その時、急に金髪の男子生徒は「オレもあかるちゃんの声聞きたい」と言うと、ちくんっと明の手に自分の針を刺します。
金髪の男子生徒に刺された瞬間、明はガクンッと力が抜けていき、ずぷぷぷぷっと一気に腰が下ります。
そしてそのまま、ぐちんっと金髪の男子生徒のモノを、自分のナカへと飲み込ませていくのだった……。
顔を上に向けながら、がくっがくっと震え「かりゃだ、うごかにゃ」と、呂律が回っていない明。
そんな明を見ながら「あかるちゃんかーわいい」と、金髪の男子生徒嬉しそうに言います。
そして「自分の毒は、礼太と違って弱いから大丈夫」と続けて言いながら、明の指を自分の指に絡ませ、騎乗位の体勢を取らせると、ばぢゅんっ、ばぢゅんっ、と明を犯していく。
金髪の男子生徒に犯され「んうっ、お、やっ」と声を漏らす明。毒のせいか、動くことすらままなりません。
バックでパンッ、パンッと礼太に犯され続けるつかさ。
「あっ♡ はっ♡」と、喘ぎを混じらせながら「ごめんなさい、わたしがもっと……!」と、自分がしっかりしていなかった為に、明をこのような目に遭わせた事を悔いているのか、明に謝ります。
一方、騎乗位の体勢から、正常位に変えられ、金髪の男子生徒によって床に組み敷かれている明。
ばぢゅっ、ばぢゅんっ、と勢いよく突かれ「ち、ちがッ、んうあっ」と、喘ぎながら、明は「自分がこんな目に遭っているのはつかさのせいではない」と、言いたげに返します。
そして、つかさを安心させる為でしょうか、明は自分の指を、きゅっ……と、つかさの指に絡めていく。
明の気遣いに「あ、あかるさん……!」と、じーんと感動する明。
そんな2人の雰囲気をぶち壊すかのように、礼太は、ぐいっとつかさのお尻を掴み「出すぞっ」と告げます。
金髪の男子生徒もまた「あかるちゃん、オレも……っ」と呼びかけ、ラストスパートと言いたげに、腰を打ち付ける速度を速めていく。
つかさは「やっ、やめて」と、自分のナカに精○を出さないでと懇願し、明は「ッう、ん、あっ」と声を上げていく。
礼太は、つかさの願いを聞き入れず「ちゃんと全部ナカでうけろよ!」と言い放つと、そのままドプッとつかさのナカに出していく。
つかさは「いやあっ、なかあっ♡ いやあっあっあっあっ」と、ナカに出された事の絶望感と、礼太の毒による効果による快楽を味わいながら、舌を突き出し、受け止めていきます。
一方、金髪の男子生徒も明のナカに、びゅぐっ、びゅるるっ、と、射○する。
明は「にゃかっ♡ でてるっ♡」と、つかさより快楽が強そうな表情を見せながら中に出された感覚に、ビクッビクッと身体を震わせるのだった……。
セ○クスを終え、ぐったりと動けない状態になっている明とつかさ。
礼太は、そんな2人の姿をスマートフォンでカシャッカシャッと撮影していく。
「これで好きな時にヤれるね」と、礼太に言う金髪の男子生徒。
礼太は「この写真をばらまかれたくなかったら……」と、写真を使い明とつかさを脅そうと試みます。
しかし、その瞬間、パアンッと勢いよく、礼太が持つスマートフォンの液晶画面が1本の指の力で粉々にひび割れるのだった。
「なぁ? 俺は忠告したよな? 精○欲しがる女がいるが、手は出さずおとなしくくれてやれって」
礼太の前に現れ、彼のスマートフォンの液晶画面を割ったのは、明が店に来た時に見せた、妖力を自分に集め青年のような体型に変わった鬼一だったのです。
鬼一に続いて、リン、都希、犬上もやってきます。
「ちょっ、マジ、スンマセン」
礼太は鬼一に対し、必死に謝りますが、鬼一は聞く耳持たないと言わんばかりにゴガンッと礼太に殴りかかる。
犬上も、金髪の男子生徒の持つスマートフォンを握り潰し破壊していきます。
つかさに服をかけながら「なんで……あいつら姉さんにまで……!」と呟く都希。
それを聞いたつかさは「お前があの蜘蛛を焚き付けたんだな」と、都希が今回の黒幕であると確信したかのように、都希に言います。
都希は「樹津さんが少し痛い目を見れば、姉さんの言う事を聞くと思った」と、つかさに自分が黒幕だと告げる。
その瞬間、つかさは都希の鼻に向け、ゴッと拳をぶつけます。
急に鼻に拳をぶつけられ「~っ!」と声にならない声を出す都希。
これでもまだ力が入っていないようで「まだ力が入らないわね」と、つかさは呟く。
そして、すぐさま「あかるさん」と明を呼びかけ「助けるどころか、こんな目に遭わせてしまい本当にごめんなさい」と、謝罪します。
リンに服を着せられながら、つかさの謝罪の言葉を聞いた明は「しょれ、は、わ……たしが……っ」と「自分が望んだ事なのだから、先生は何も悪くない」と返す。
金髪の男子生徒から受けた毒がまだ抜けないのか、明の呂律は未だ回っていません。
しかし、つかさは明の言葉を聞いても納得出来ないのか「どんな事情があろうと、今回の件はわたしの責任」と、自分に非があると言い続けるつかさ。
そして「大丈夫なの、このくらい」と、どこか意味深な言葉を口にします。
つかさの意味深な言葉について、詳しく聞こうと「しょれって……」と口を開く明。
しかし次の言葉を言う前に、ぐいぐいとつかさは明に近付き「貴方はわたしが思っていたよりもずっと神聖で強い」と、明をとことん褒めたたえていきます。
そして、眉を下げ、はぁ……っと息を吐くと、つかさは明の指を自分の指に絡ませ「お友達からでいいから、貴方のそばに、わたしを……」と切願するのだった。
「なに樹津に触ってんだ!?」
そうつかさにキレる鬼一。
しかしつかさは「鬼があかるさんに近づくな」と、嫌悪に満ちあふれた表情で睨みます。
ギャーギャーと言い争っている中、リンは毒を抜くから、今日はうちに泊まっていけと、明に告げます。
ぞろぞろと下校するリン達。毒によって力が抜けている明は、リンにおぶられながら帰っていきます。
「祀るから、爪だけでももらえないかしら」
そう明に言うつかさ。つかさの発言を聞いた明は、ぞわあっと背筋を凍らせます。
犬上は、都希に向け「お前の姉貴、下手なあやかしより怖いな」と言うのでした……。
土蜘蛛のあやかし達との事があってから、しばらく経った、ある休日。
誰かと待ち合わせをしているのか、リンは駅の柱に立っていた。
「リン」
誰かがリンの名を呼び、リンは「あかる」と明の名を呼びながら声のする方へ視線を向ける。
リンの待ち合わせ相手は、明だったようようです。
リンを呼びかけながら「これ……取り方分かる?」と、リンに聞く明。
明は、いつも鬼一と一緒にいる「鬼火」と呼ばれる、赤いあやかしに巻き付かれていたのです……。
電車に乗り込む明とリン。
リンは、明から鬼火を引き離そうと引っ張りますが、鬼火は、むぢゅううううと明の顔に貼り付き、意地でも離れないと抵抗します。
「だめだ……離れない」
リンはぱっと手を離し、鬼火を引き離す事を諦める。
「そもそもどうしたんだコレ」と、明に尋ねるリン。
明は「駅前に落ちてて、近付いたら巻き付いてきた」と答えます。
すりすりと明の頭を擦る鬼火を見て、リンは「明の中に残っている鬼一の妖力の欠片に反応したか、鬼一が持っている明への恋愛感情に影響されたのだろう」と推測する。
これ以上やっても、鬼火は引き離せないと思い、リンは諦めて「今日はこのまま出かけるか」と、明に告げるのだった……。
明とリンは、ショッピングセンターに訪れます。どうやら、文化祭用の買い出しに来たそうです。
しかし、買い出しの前に、明はリンと共に服売り場に入ると、リンを鏡の前に立たせ、色々な服を合わせていきます。
「楽しそうだな」と言うリン。明は「友達と買い物って初めてだから楽しい」と返す。
リンが「制服以外の洋服って持ってないな」と言ったら、明によってこの服売り場に連れてこられたという事が、リンのモノローグにて明かされます。
言うんじゃなかったかなと、自分の発言を後悔するリン。
しかし、鼻歌を歌いながらリンに着せる服を選ぶ明を見て「楽しそうだし、まぁいいか」と、思うのだった。
リンの服や、文化祭用の買い出しを終え、ショッピングセンターから出る明とリン。
「どこかでご飯でも食べるか」と、誘うリン。
明は「鬼火って、何か食べるの?」と、自分に巻き付いている鬼火の事を心配します。
リンも、さすがに鬼火の食事については分からないのか「え、いや……」と、しどろもどろしてしまう。
その時、前方から赤い髪をした1つ目のあやかしとリンが、ドッとぶつかります。
「ごっめー」
赤い髪をした1つ目のあやかしは、リンの方を見て謝ろうと彼女の方を見る。
明も、赤い髪をした1つ目のあやかしの方に視線を向けます。
視線がかち合った瞬間「あ!」と、3人は声を上げる。
リンにぶつかってきた赤い髪をした1つ目のあやかしは、朱天童子の店にいたあやかしの1人だったのです……。
場面は、鬼一の家に移ります。
「やよいのやつ、1人じゃ見つけられないんじゃないですか?」と、鬼一に言う青緑色の髪をしたあやかし。
青緑色の髪をしたあやかしもまた、朱天童子の店にいたあやかしの1人です。
赤い髪をした1つ目のあやかし……やよいと、青緑色の髪をしたあやかしは、お目付役として鬼一の元に来ている様子。
鬼一の話によると、やよいはパチンコをしていて、鬼一の鬼火を無くしたとの事。
時刻はお昼時のようで、青緑色の髪をしたあやかしが「お昼は素麺でいいか?」尋ねる。
鬼一は「もっとがっつり」と、青緑色の髪をしたあやかしの提案を断ります。
「えー」と、鬼一の返事に不服そうな青緑色の髪をしたあやかし。
その時、ガチャンッと扉が開く音がします。
鬼一がその先に視線を向けると、楽しそうな表情を浮かべながら「たっだいまー!」と、帰宅するやよい。
そして、リンと明が一緒にいたのです。
まさか明が家に来るとは思わなかった鬼一は、顔を赤くし慌てる。
そして、どうして家に来たのか尋ねようと口を開こうとします。
しかし、鬼一が言葉を発するより前に、やよいが口を開き、鬼一の言葉を次々に遮っていく。
明が鬼火を拾ってくれた事、連れて帰ろうとしても全然離れてくれない事、どうせならお礼にお昼を食べていかないかと誘った事……。
やよいは、次々と上記のことを喋っていきます。
そして「俺、偉くないですか! 若!?」と、やよいが言った瞬間、鬼一はブチンッと堪忍袋の緒が切れたのだった……。
鬼一にボコボコにされ、顔を腫らしながら、ぶーと頬を膨らませ「俺、ナイスサポートのはずなのにー」と、不満げにカレーのルーをご飯に持って行くやよい。
青緑色の髪をしたあやかしは、それを見ながら「夕飯用じゃなかったのか?」と、昼飯用じゃないだろと言います。
しかし、やよいは「女の子! 巨乳! 美人! もてなさないと!」と叫びながら、これは必要な事なのだと主張するのだった。
机の上には、トマトのサラダと、豆類とピーマンのような物を一緒に盛ったもの、そして、ラムチョップカレーと呼ばれる、仔羊の骨付きロース肉が乗ったカレーの3品が置かれます。
早速食べ始める明達。
ぱくっと明がカレーを口にした瞬間、パアッと顔を明るくし「おいしい」と口にします。
リンは「そして辛い」と言い、辛さからか、顔を火照らせる。
「このぐらいで辛いとか……麒麟の舌はずいぶん軟弱なんだな」
鬼一は、リンに対しからかうように言う。
リンは、ムッとしながら「挑発のつもりか?」と、カレーを食べながら鬼一に返します。
すると、あまりにもカレーが辛かったのか、リンは目に涙を浮かべ、そのままポロポロと涙をこぼし始める。
「そのつもりだったんだが……マジで泣くほど辛かったか?」
リンを見ながら、ちょっと心配するかのように言う鬼一。
泣いていると思われてしまったリンは、急いで「泣いていない」と否定し「何でぼく以外平気なんだ!?」と、問いかけます。
やよいは、リンにラッシーを手渡しながら「鬼基準で作っちゃったからかな」と答える。
やよいによると、鬼の味付けは、基本辛いようです。
一方、明は辛いのが好きなようで、もっもっと黙々とカレーを食べ続けます。
ごくんっとカレーを飲み込む明。その後、カチャッとスプーンを置き、骨付きロース肉を片手で掴みます。
そして「ただ、ちょっと熱い……かな」と、顔を火照らせながら言うと、骨付きロース肉を口にし始める。
まずは一口かじり、その後もう片方の手でロース肉の骨が付いた部分を手に取ると、そのまま肉と骨の部分を分離させる。
明は、スプーンに肉の部分を置くと、そのままスプーンを口に持って行く。
そして、肉を飲み込んだ後に「はぁっ」と一息吐き、舌で唇をなぞる。
その後、トロンとした瞳のまま、口に人差し指を銜えながら「ふー……」と、息を大きく吐くのだった。
「なんかあかるちゃん食べ方エロくない?」
やよいは、明を見ながら言う。
いくら辛いカレーだからと言えども、何かおかしいと思ったリンは「本当にこれ普通のカレーか!?」と、やよいに尋ねる。
やよいは「普通のカレーだよ! でもスパイスは俺特製で、鬼秘伝の香草が入ってるんだよ」と、リンに答えます。
鬼秘伝の香草に、何か入っているんじゃと怪しむリン。
その瞬間、暑さで限界になったのか、明が服を脱ごうとします。
「脱ぐな!」「水持ってこい水!」
と、終始ドタバタとした時間が流れるのだった……。
夕方になり、家へと帰る事になったリンと明。
2人をお見送りしようと、やよい達は玄関まで出て行きます。
「今日はごめんね」と、自分が原因で、明に色々迷惑をかけた事を謝るやよい。
明は「もう平気なんで」と言うと「ごちそうさまでした」と、やよいにお昼をごちそうになったお礼を述べます。
やよいから「また遊びに来てね」と言われ「や、あの」と戸惑う明。
そんな明を、リンは口角を緩やかに上げ、穏やかそうな表情で見守ります。
鬼一は、リンを見て「……よく平気だな」と話しかけてくる。
リンにとって鬼一達は、明を攫ったあげく無理矢理犯したという、憎まれてもおかしくない事をした相手の筈。
なのに、何故そのような表情を見せるのが、鬼一にとって不思議なようです。
リンは「結果的に、あかるが以前ほどあやかしに怯えなくなったから」と、まるで結果オーライと言いたげに、鬼一に答えます。
リンの答えを聞いた鬼一は、「そんな顔して……」とぼそっと呟く。
その後、リンを睨みながら「オレはアイツを譲らない」と、まるで明を自分のモノにしてみせると宣言するかのように告げると、やよい達の方へと向かい、彼らの話に混じっていくのだった……。
やよい達の話を、輪の外から聞きながら「犬上といい、鬼一と言い、随分あやかしに好かれていったものだ」と、最近の明を思うリン。
そして、鬼一に言われた「そんな顔して」という言葉を脳内で反芻しながら、リンは「少し一緒に居すぎたかな」と思い始めるのだった……。
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おなかにいっぱい、あやかしの種|ネタバレ9巻!あやかし達が謎の呪いでぐったり?!
今回は佐藤沙緒理先生の「おなかにいっぱい、あやかしの種」9巻のネタバレや、漫画を無料で読む方法についてまとめています。 あやかしが見えるサトリの目を持つ少女、樹音明(きづ あかる)。 明 ...
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おなかにいっぱい、あやかしの種|8巻感想
自分も土蜘蛛のあやかしに犯されているのに、礼太に犯されているつかさを気遣い、彼女の指に自分の指を絡めるシーンが、とても良かったと思います。
最初の頃の明だったら、気遣う余裕なんてなかったでしょうに……あやかしに怯えなくなってきた事も合わせて、本当に成長してきたなとひしひしと感じます。
そして最後のリンのセリフである「少し一緒に居すぎたかな」
利用してそれで終わりだった筈なのに、完全に明に対して情が湧いているなと思いました。
明争奪戦に、つかさも混じり、物語はどう進んでいくのか……次の巻も楽しみです。
注意ポイント
当記事の情報は2020年4月時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください