今回は九瀬しき先生の漫画「この男は人生最大の過ちです」3巻のネタバレや感想を紹介します。
人目もはばからず社長にキスをする三島(みしま)教授、それに対して社長はかなりのお怒りモード。
怒られた三島教授は仕方なしに佐藤(さとう)さんにキス返し!?疲れ果てていると社長が安心させる言葉をかけ、迫ってきて…!?
愛犬を亡くし、落ち込んでヤケ酒を浴びながら泣き喚いて叫んでいたら、嫌味を言ってきた男性の足をひっかけ転ばせ盛大に仕返し!
やりすぎた…、と思っていたら翌日、その男が社長として現れ、しかも私を探している…、だと!?
この男は人生最大の過ちです|ネタバレ3巻
社長にキスをする三島教授、それにびっくりする佐藤さん。
怒る社長を尻目に、文句を言いながら何故か佐藤さんにキスをする三島教授、意味が分からず呆然とする佐藤さん。
いつの間にか社長の車で送ってもらうことになっており、先程のキスの件も含めてため息をつく佐藤さん、そこへ指輪を差し出す社長、唖然としつつも、先程のキスの件をやりすぎだし、自分にしてくるのも謎、とモヤモヤする佐藤さん。
でも彼女になるの嫌がってるの私だし、と平常心を保とうとしたところに、甘い言葉をささやき、手を握り、その手はつねって振り払うも、急に抱き寄せ、顔を近づけてくる社長。
そのまま流されそうになりますが、いいや絶対大変、とその顔を押し返して睨み付けます。
そんな視線にもゾクゾクしてる社長でした…。
翌日、何故私なんだと悩む佐藤さん、帰りに三島教授と出かけようとする社長を目撃し、苛立ち、癒されたい!とペットショップに立ち寄ると、そこには凄い威圧感なオーラを出している殺し屋が!?と思ったら藍田(あいだ)先生でした。
キャットフードを持ってドッグフードを探してる藍田先生を不思議に思いつつ、先生のわんちゃん、スヌープを見せてもらうと、とっても可愛くて笑顔になる佐藤さん。
ペット可の店を聞いて連絡先を交換しようとするも、恭一(きょういち)に知られたらキレそう、と止める藍田先生。
そんな筋合いないと言うと、そういうのが嬉しいんだろうな、と笑顔を見せる藍田先生、意外にかわいい笑顔に驚きながら、社長が自分を好きになることの疑問を問うと、釣り合いとか考える程度に気になってると勝手に納得する藍田先生にキレる佐藤さん。
家まで送ると言い、別に何かしようとかじゃという藍田先生に、何回言うんですかと笑顔を見せる佐藤さん、その笑顔が気になる藍田先生ですが、手動ドアを自動ドアだと思ってそのまま進み、頭をぶつける藍田先生、その天然さに唖然としてツッコむと、どうやら自覚はないようでした。
翌日、同僚から怖がられている藍田先生、佐藤さんからの返信を見て微笑むと、その様子にびっくりする周辺なのでした。
三島教授は周りに男性をはべらせ、英語で会話しながら、自分の世話をさせています。社長のことを何気に話し、捨てられるのかと気をもむ男性達。
佐藤さんは藍田先生にオススメの店を送っていたら、愛犬ショコラに買ったけど開けていないおもちゃを思い出しました、スヌープいるかな?と考えていると、一緒に行く?という返信が。
二人で?と考えてると恭一も誘うというメッセージが、社長はそのメッセージを受け取り、佐藤さんと藍田先生が連絡先を交換していることにイライラし、名取(なとり)を問い詰めます。
今夜の予定をキャンセルしてと伝えるも、今夜は三島教授とのお約束だということで、諦める社長。
店に着いた佐藤さん、藍田先生がスヌープを連れて到着すると、スヌープの可愛さにメロメロです。
恭一は冴(さえ)と用事があって無理だということで、イラっとすると、怖がってしまうスヌープ。
それに焦って気を取り直すのでした。
OLみたいなオーダーをする藍田先生に和みつつも、自分を特別視しないことを不思議に思い、聞いてみる藍田先生、話している内に佐藤さんのことが気になっていきます。
そしておもちゃに反応して飛び出したスヌープを追いかける時に足をひねってこけそうになる佐藤さんを受け止める藍田先生。
藍田先生の胸に体を預けたことに焦って離れると、そこへ現れたのは昔の患者さんという男の子でした。
その子を優しく見つめる藍田先生に、楽しそうにしゃべる男の子。母親は佐藤さんに藍田先生に本当に救われたと感謝している様子。
帰りの車で佐藤さんに興味があるからまた誘っていいかと尋ねる藍田先生。
そして次はちゃんと恭一も呼ぶ、そして「先生」ってのをやめてくれと伝えるのでした。そして家に着いてケータイを見ると、社長からの不在着信が100件。
仕方なくかけ直すと、そこに出たのは三島教授、恭一とホテルにいるといって切るのでした。
酔ってる三島教授を介抱するため仕方なくホテルへ運んだ社長でしたが、そこで関係をせまる三島教授、しかしはっきりと嫌だと断る社長でした。
立ち去ろうとする社長を無理矢理引き止め、駄々こねて頼み込む三島教授、今の男の子達全員と別れたらという提案を一週する社長、しかしそこまでしてきたら少し面白いという社長に、真面目な顔で向かい合い、そうするという三島教授。
そこまで言うなら佐藤さんに見立てて抱きますという社長に、それは嫌だと言うと、ですよね、とささっと帰ってしまう社長、あの状況で手を出さず、心に決めた人以外に見向きもしない社長にいいなと思うのでした。
一方、さっきの電話が気になって眠れない佐藤さん、そこに社長からの着信、藍田先生と二人きりだったことを気にしていたようで、三島教授のことをツッコむと、平然と逆に何かあったと思うかと聞いてくる社長に、自分以外と何かあるわけがないという確信に感心するのでした。
そしてマンション下まで来ているから窓から一目だけ、と言い終わる前に姿を見せる佐藤さん。
息を切らして降りてきた佐藤さんに感動し、後ろから抱きしめ、藍田先生のことを性格いいから駄目だと言うのでした。
翌日、ノーベル賞を受賞した三島教授の会見の様子が生放送されています。
それを見ていると、なんとそこで天城(あまぎ)社長を狙っている宣言、恋人とも全員別れたから待っててと呼びかけるのでした。
その会見と週刊誌に取られた社長と三島教授の密会、その情報に社内は佐藤さん捨てられた?とざわついています。
佐藤さんがうんざりしていると、そこへ現れたのは低姿勢で佐藤さんの下にかしずく社長、突然デートに誘うと、どこからか三島教授も現れ、何故か藍田先生も誘い、4人で水族館に行くことになるのでした。
佐藤さんのために貸し切ったという社長に重いと思うも、いつも自分のことを一番に考えてくれることを思う佐藤さん、三島教授が社長を連れて行き、自然と藍田先生と2人ずつのペアに別れます。
佐藤さんと藍田先生が2人になっていることにイラつく社長、そしてそこには自分が見たことのない笑顔を見せている佐藤さんの姿が、それを見て衝撃な社長なのでした。
そして4人で食事の席につき、社長が褒められ嫌いの話になり、佐藤さんが理由を知らないので教えてあげようとする三島教授、しかし社長がそれを止め、知らなくていいことだと冷たく言い放つのでした。
そして食事の席を立った社長を追いかける三島教授、落ち着いたといって座り込む社長に、あれは大したことじゃないから気にしなくていいと諭すように伝え、本気になったと伝える三島教授、そしてノーベル賞おめでとうと伝える社長なのでした。
その様子が気になる佐藤さん、社長が電話で離れた隙に、藍田先生は社長に話しかけます。
佐藤さんの前で三島教授とわざと仲良くしようとしてると咎めるも、逆に佐藤さんのことが気に入ったことを問い、佐藤さんは絶対に駄目だと宣言するのでした。
その後、三島教授を無理矢理連れて帰る藍田先生、帰りの車で自分は佐藤さんのことが好きなのか聞くと、どう見てもそうでしょと言われるのでした。
やっと二人きりになれたと喜ぶ社長ですが、佐藤さんは隠し事されてるようでムスっとしています。
それでも話せないという社長に興味ないと言うも、顔をグッと近づけて、そういう風には見えないと言われると、キレてしまい、蹴り倒して罵声を浴びせて去って行くのでした。
しかし、車じゃないと帰れないことに気付くと、それもすべて計算済みの社長はさっとロールスロイスで登場、仕方なく車に乗る佐藤さん。
そんな言い訳できる隙を与えていることを卑怯と問うも、自分がいないと駄目な人になって欲しいという社長。
そんな関係絶対に嫌だと思う佐藤さんですが、そう思い始めてる時点で既に手遅れだとほくそ笑む社長なのでした。
翌朝、ピリピリしている佐藤さん。
同僚の石川(いしかわ)さんが飲みに誘いますが、そこへ現れた名取と3人で行くことになります。
そこで藍田先生と社長どちらがいいかの話になりますが、藍田先生とのメッセージのやり取りを見せ、嬉しそうに話す笑顔を見てぎょっとする名取。
なかなか強敵だと思うのでした。
それから一週間、社長にも藍田先生にも会っていない佐藤さん。
前に偶然会ったペットショップの前を通ると、またまた藍田先生がオーラを発していました。
そして話している内に目が合い、意識してしまった藍田先生は思わず後ずさると、そこには亀の水槽が、助けようと藍田先生を突き飛ばしますが、二人でびしょぬれになってしまいました。
焦る藍田先生を見て、意外だと笑顔を見える佐藤さん。
その笑顔を複雑そうな表情で見つめる藍田先生なのでした。
そして車で家まで送ってもらいますが、家の近くに着くと、鍵がないことに気付きます。
ペットショップに連絡してみるから大丈夫、と車を降りようとするも、危ないからここで連絡するよう引き止める藍田先生。
ペットショップは閉まっており、鍵屋さんに連絡し、2時間後に来てくれるからそれまで時間を潰すと言いますが、服も濡れてるのに?と圧で引き止められる佐藤さんでした。
沈黙に気まずく思う佐藤さん、そっと藍田先生の方を見ると眠っていました。
それにつられて眠る佐藤さん、バイブレーションに急患?と反応して起きる藍田先生。
佐藤さんの寝顔を見て、自分が佐藤さんのことを好きであることを確信するのでした。
そして佐藤さんもバイブレーションで目を覚まし、鍵屋さんから連絡が来たと藍田先生にお礼を告げて行こうとしますが、その時にまた着信が、画面には「社長」の文字と、窓の外には逆さに出している社長の顔がありました。
おまけで天城社長と藍田先生、二人がLIMEの連絡先を交換する話と、社長かるたのさ行が収録されています!これはもう自分の目で確かめるしかない!?
この男は人生最大の過ちです|3巻の感想
社長に本気になった三島教授は、周りの目を気にせずガンガンアタックしてきます。どうでもいいと思いつつも、何故か気になりイラっとする佐藤さん。
何故何のとりえもないような自分のことが好きなのか悩みつつも、結局自分を一番に考えてくれる社長に、少しずつですが心は奪われていっているのかもしれません。
藍田先生ともスヌープが縁で親密になり、そこで見せた笑顔にショックな社長、これは四角関係に発展してしまうのでしょうか?
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